体が反応する?
施術後、身体にもたらす反応に不安を感じている方に知ってほしいことがあります。それは好転反応という反応です。
・身体がポカポカと温かくなる
・眠たくなる
・身体、全身が怠い
・痛みが強くなった??
これらの症状は「好転反応」と呼ばれ、施術をしたところが、自然治癒力で良くなっていく過程で身体にあらわれる一時的な反応のことを言います。
「好転反応」は、1〜2日程で症状が落ち着く方もいれば、3日~1週間程つづいてしまう方もおります。
痛みの強い方や、体力が弱っている方、整体に慣れていない方ほど「好転反応」が強くあらわれる可能性があります。この好転反応は、日を追うごとにお身体が健康な状態に向かっていくための反応ですので、ご安心下さい。
好転反応はなぜ起こる?
好転反応が起こるのは、施術を受けることで体に溜まった老廃物・疲労物質などが血中に入り、排出される過程で体調に変化が現れるためです。稀に頭痛が出たとか微熱が出た、とおっしゃる方も見えますが一時的なものなので心配することはありません。
好転反応が出るパターンは、「身体が大きく変化した場合」と「刺激が多かった場合」のふたつあります。
身体が大きく変化した場合
体の状態が良くない方が整体には訪れます。その体を整体師は元の良い状態に戻そうと整体をします。
初めての整体後は一時的によくなるが元の悪い状態に戻ってしまいます。一時的に良くなるときに、体は普段と違う!と感じ体に反応を起こさせます。
このときに好転反応が出やすいです。しかし整体を数回繰り返していくと、悪い状態よりも良い状態を体が覚え始めるので痛みのない良い状態になっていき、好転反応は起きなくなります。
刺激が多かった場合
整体の際、刺激が多すぎたり、または強すぎたりすると、好転反応が出ることがあります。すなわち整体のし過ぎ、または刺激が強すぎるが原因です。たとえ良い刺激であっても、過度に受けてしまうと痛みが出てしまいます。整体によって痛みを感じる場合、我慢せずに担当の整体師にお伝えするのをお勧め致します。
整体後体が軽い!と、思っても無理に体を動かすことなく、数日は様子を見ながらお過ごしください。
整体を数回繰り返していくと、悪い状態よりも良い状態を体が覚え始めるので痛みのない良い状態になっていき、好転反応は起きなくなります。
整体の前後に整体師から説明があるとは思いますのでご安心ください。
コラム執筆・監修者
院長 押野 錬太郎
厚生労働大臣認定 柔道整復師
厚生労働大臣認定 鍼灸師
経歴
箕面市内鍼灸接骨院勤務 2年
大阪市内鍼灸接骨院勤務 7年
2019年3月 REN整体院を開業