本当に必要な『1日に飲む水の量』
みなさん知っていますか?
人間の体が良い状態を保っていくのに絶対不可欠なものがいくつかあります。
そのうち特に大切な「水」「食べ物」「睡眠」の3つについて『健康に欠かすことのできない3つの大切なこと』としてお送りします。
この3つを少しずつ実践していくと・・・
施術効果が高まって痛みが早く治る
一晩眠っただけで疲れがスッキリとれる
痛みが出にくくなる。風邪をひかなくなる。疲れにくくなる。
美容ダイエット効果。痩せやすくなる。美肌、むくみ予防、美髪
いつも元気で気分がいい。にこにこしていられる。
などいいことだらけ。でも、人間が本来の良い状態であれば当たり前のことですので是非やってみて下さい。
1回目は「水」についてです。
いきなりですが、こんなことありませんか?
□体が重い、だるい
□足がむくむ
□お通じが悪い
□尿の回数が少ない(1日5回以下)
□冷え性
□目が乾く
□唇が渇く
□肌のつやが悪い
ひとつでも当てはまる方は要チェックですよ。
劇的に改善する症状もありますから。
水を飲むことによって得られるメリットは・・・?
代謝がめちゃくちゃ上がる→体内の老廃物がすばやく出される→
回復のターンノーバ(回転)が速くなる→痛みが早く治る
デトックス効果 老廃物が出るので、美肌効果、便秘、ダイエット効果があります。
血液循環UP→冷え性、むくみ、だるさに効果あり
では、次は・・・
1日にどのくらい水を(水分)を飲んでいますか?
最低必要な水分の量はご存知ですか?
人間の体は1日 kg×30= mℓの水が必要です。
50キロの人であれば
50kg×30=1500ml=1.5ℓ必要です。
しかも、これは必要最低限の量です。
理想をいうと2~3ℓは欲しいところです。
(成人の方)さらに50kgの方の水分量は
60%で30kg。水だと30ℓ。
1日3ℓずつ水を飲んでいくと
10日で体全部の水がきれいに
入れ替わる計算になります。
「いつもそんなに飲んでないけど大丈夫ですよ」という方。ちょっと聞いて下さい。
人間の身体はうまくできていて足りないものはうまくカバーするようにできています。足りない水は体の中で再利用しています。本来捨てる水を何とか利用している状態です。イメージとしては風呂の残り湯といったかんじでしょうか?
あまりよくなさそうですね・・・
「そんなこと言っても飲めないよー」という方のために水を飲むコツを教えます。
健康になる上手な水の飲み方
1少しずつ慣らす
2ひと口ずつ
3飲んだ量がわかるようにする
1 少しずつ慣らす
いきなり2~3ℓ飲もうとチャレンジしても無理です。あっという間に挫折して終わりです。毎日コツコツ増やしていく形にしましょう。そして多くの方は水を飲んでいくとおなかがチャポンチャポンと鳴ると思います。これは胃腸で水分の吸収が悪い証拠です。水を飲み続けていくと胃腸がきれいになり吸収も早くなります。
2 ひと口ずつ
1回に飲む量は1口でOKです。少しずつ回数をたくさんという感じで飲んでいきます。10分に1口くらいで十分です。午前中だけでもこれで1ℓは飲めますよ。逆に一気に飲んでしまうと、あっという間におしっこで排出されてしまいます。
3 飲んだ量がわかるようにする。
ペットボトルがベストです。飲んだ量がわかるようにしましょう。「あとこのくらい」 「だいぶ飲めた」とわかりやすいです。成果が出るとやる気も出ます。
よくある質問
Q.飲む水は水道水でいいの?
Aできれば水道水そのままはやめましょう。ベストは天然水。
しかし金銭的なことを考えると、浄水器でろ過した水でもOKです。
Q.お茶や紅茶でもいいですか?
Aこれは✕ お茶などはふつうに飲んでも構いませんが、2~3ℓお茶などを飲んでしまうと、カフェインなどの他の成分を大量にとってしまいます。かえって体に悪いことになります。水で2~3ℓとりましょう。
Q水を飲むタイミングは?良い時間はありますか?
Aあります。おススメは
朝起きて0.5~1ℓ
午前中に1ℓ (ゆっくり、ちびちびと)
あとは0.5~1ℓ のどが乾いたら
寝る前 少しだけ
食事中はあまり飲まず、食前に飲む
これがベストです。
ほか、アレルギーに良い水。痩せやすくなる水。疲れがすばやくとれる水。とかもあるんですよ。
※内臓疾患、腎臓、肝臓、循環器に病気のある方は主治医の先生に聞いてから実践して下さい。
食べ物オバケって何?
いきなりですが、人間の体は何でできているでしょうか?
少し詳しい方はタンパク質とか水分が60%などご存知だと思います。
もっとざっくり言うと「食べ物」です。
よーく考えてほしいのですが、人の体は100%自分が
口にしたものでできています。それ以外のものはないのです。
では、もうひとつ質問「食べるもの気にしていますか?」
「んー」「あまり」とか「子供ができてから気にしている」
または「病気してから気にしだした」という方もいるのではないかと思います。
私自身もこんな仕事に就いていますが、いろいろと調べ始めたのは最近です。
ただ「食べ物」は人の体、健康に最も大きな影響を与える因子なのは間違いない
ようです。日々いいことも悪いことも実践しているので自信を持って言えます。
今回はちょっとしたアドバイスを3つ書いていきます。
基礎的なところからいきますね
1食べ過ぎない
2いいものを食べる
3悪いものを入れない
食べ過ぎない
現代病、生活習慣病といわれるものはほとんどが
食べ過ぎが原因だと言われています。食べ物があり過ぎです。ほんとに食べる量を減らしたら大概の病気はなくなるのではないかと思うほどです。
いろいろな健康法を調べてみてもどれにも減食、
腹8分目や1日2食と書いてあることが多いです。
かなりポイントになるところです。
私も実践しています。一日を通して炭水化物を減らしています。朝は食パン半分を食べますが、昼は米を食べず、夜に米を90gだけいただきます。この生活でもう
何年も続けていますが、病気や風邪などの不調は全くありません。
2いいものを食べる
贅沢品ということではありません。少し思考を変えていきましょう。
いいものを少しです。
例えば焼肉で、たくさん食べたいから安い肉と思うかもしれませんが、いい肉を
少し食べる方が体は喜びます。1度ダマされたと思って試してみて下さい。
変なおなかのモタレもでませんよ。」
野菜も農薬の少ないものを選び、水は少しいいものを飲む。加工品ではなく生のものをいただく。ちょっとずつやってみて下さい。
3悪い物を入れない
これがけっこう重要です。細かく書いてしまうと膨大な量になってしまうので肝心なところだけにします。
まずは添加物を減らすこと。食品添加物の事です。
スーパーに行って何でもいいので食品の原材料の
ところを見て下さい。
これ何?と思うほど名前の分からないものはすべて
添加物です。人工的に作られたものです。
厚生労働省はこれらの添加物はテストして安全だと言っていますが、日本人が
一般的な食事をして一生添加物をとり続けた場合のデータはないと思います。
ひとつひとつの添加物は一生とり続けても害がない程度かもしれませんが、
2種類3種類と複合的にとり続けた場合はわからないですよね・・・
私は怖く感じます。
我が家でも子供ができてから、完全にとはいきませんが少しずつできる範囲で
添加物を減らしていっています。確証はありませんが、子供のアトピーやぜんそく、
アレルギー疾患、大人のがんや難病との関連性も疑わしいところがあります。
少しずつ調味料だけでも変えてみるといいですよ。
睡眠について
病気になりやすい睡眠時間を知っていますか?
□いくら寝ても熟睡感がない
□早く布団に入ってもなかなか眠れない・・・
□朝スッキリ起きられない
□朝起きた時に関節や筋肉が緩む
□日中やたらと眠い
当てはまる項目が多いほど、いい睡眠がとれていない傾向があります。
まずは睡眠の基本的なことと簡単にできることを紹介していきますね。
時間と質
ナポレオンは3時間しか寝なかったなんて
言われていますが、本当なのか?
人によって適度な睡眠時間は異なるようです。
一般的にいわれているのが、一時間半サイクルで
5回、合計7時間半眠るのが理想とされこれより
長くても短くても病気になるリスクがあがると
いわれています。
ただこれは曖昧なところがあると思います。何の研究データでも「人間」のものは難しいようです。おそらくこのデータも無作為で〇万件で睡眠時間のデータを取って罹患率をみて、ころあいのところが7時間半といった感じだと思います。
また、病気の要因は睡眠だけというわけではなく、本当に複雑なものが絡み合ってできるものですから、ひとつの要因で決めることは不可能だと思います。
だいぶ、横道にそれましたが、睡眠時間は1時間半の倍数がよさそうです。
曖昧な感じですが、大切なのはこれを読んで睡眠の質が少しでも改善されて
「より健康に」
「より仕事ができるように」
「体も気持ちもよく生活できる」
となるように書いていますので、全部やることを目標にするのではなく、
ひとつでも試しにやっていただければなと思っています。
習慣化
みなさんは何時にふとんに入りますか?
ちなみに太陽が昇ってくるのは何時ごろでしょうか?昇ってきて、夕方に沈みます
よね。土日だけゆっくり10時ごろ日の出とか、金曜日だけ早めに16時で沈むことはありませんよね?
何を言いたいかと言いますと・・・
休みだからといつまでも寝ているのは、体内リズムを壊してしまいます。
人の体は朝起きてから、日の光を浴びることによって15時間後にメラトニンというホルモンが分泌されて眠りを誘うようになっています。遅くおきてしまうと自然と寝る時間が遅くなってしまい、結果的に睡眠時間が削られてしまいます。月曜の休み明け、睡眠不足の状態で仕事に行って効率が上がるはずもなく、週末にまた遅く起きて・・・なんてドロ沼化しないように休みでもいつも通り起きることが大切です。
おススメは休日前早めに寝て早起きしてみる。
朝は効率が良く、休日が長く感じられます。
そのため気持ちの充足感が違ってきますし、
夜も早く気持ちよく眠りに入れます。
もうひとつ最後のおススメは・・・
昼寝です
昼寝
なかなか昼寝できる環境がないかもしれませんが、もしあるなら、30分以内の
昼寝がオススメです。
昼ご飯後は消化の助けにもなりますし、脳が休まるので午後の仕事の能率がアップします。職場の上司に直談判してみましょう(笑)
ただ、寝すぎてもダメですし、15時以降は夜の睡眠の妨げになるので注意しましょう。
いかがでしたか?『健康に欠かすことのできない3つの大切なこと』
当たり前と思うかもしれませんが、健康も地味なことをコツコツと積み上げていくものだと思っています。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
コラム執筆・監修者
院長 押野 錬太郎
厚生労働大臣認定 柔道整復師
厚生労働大臣認定 鍼灸師
経歴
箕面市内鍼灸接骨院勤務 2年
大阪市内鍼灸接骨院勤務 7年
2019年3月 REN整体院を開業