本当にそれが原因ですか?
施術法についてお話しますが、まずは特に日本人の悩みで多い「腰痛」を例にして現状をお話します。
現在日本には「腰痛難民」といわれる、どこに行っても治らない方が全国に約1000万人いるといわれています。
腰痛と一つにいっても種類はさまざまで椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症すべり症など数十種類の病名があります。
このほかにも内臓疾患からもまれに腰痛を発症する場合があるので、一言で腰痛と言っても本当に複雑です。
病院で多くは腰の骨の変形や神経によるものだと説明を受け、手術をしたりブロック注射や薬などの治療を受けているのが現状です。
近年MRIやCTなどの画像診断が飛躍的に発達し、一時は腰痛の原因がまるで全てが解明されたかのように言われましたが、読売新聞記事の【医療ルネサンス】腰痛のケアの取材で腰痛の原因が、MRIやCTなどの画像診断で特定できるのはわずか15%未満で残りの85%は原因不明だと明言しています。
読売新聞 2005年11月29日「医療ルネサンス」の記事より
つまりMRIやCTを使い画像診断を行っていても、85%は腰痛の原因は本当のところ、わからないということなのです。
分かりやすく言うとたとえ画像診断で骨に変形やヘルニアが見られても、それが痛みを出している原因ではない可能性が高いという事です。
腰の手術を受けても良くならない人が多いのはこのためで、最近では残り85%の原因は実は骨盤にあると一部の医師たちも提言しています。
では骨盤の何が原因なのかというと、骨盤は腰の下にある骨で3つの骨が繋がり合って一つの骨盤を作り上げているのですが、その骨と骨の間(関節)のつなぎ目にズレが生じると、骨盤に付いている筋肉や筋膜にひずみが出て痛みやシビレが上半身や下半身に広がるのです。
体全体で骨と骨のつなぎ目のズレが生じるところは主に骨盤(仙腸関節)首(椎間関節)肋骨(肋椎関節)になります。
図1 骨盤のズレ(仙腸関節)
図2 首の関節のずれ(椎間関節)
図2 肋骨のズレ(肋椎関節)
1骨盤がズレる→2筋肉が過緊張→3痛みやシビレが出現
今まで体の痛みやシビレは神経を介して伝わるというのが定説でしたが、最近では筋肉や筋膜が痛みを伝えているという事が分かってきました。
体の筋肉は1つ1つに見えて筋膜と言う筋肉の上を覆う膜によってつながりを持っています。仙腸関節からその筋膜によって体全体に痛みや痺れが伝わります。
なので例えば膝が痛いからと言って膝を治療しても治らないことがあるのはこのためです。痛みが出ている部分が原因とは残念ながら限りません。
骨盤がズレることによって引き起こされる現象
骨盤は体の中心でバランスの要になっています。骨盤がズレることによって骨盤に乗っている上半身は傾き、その傾きをカバーしようと肩や首、下半身もバランスが悪くなり体のあちこちに不調が現れます。
従来の施術の特徴
痛みやシビレの原因は筋肉の過緊張(筋肉が固くなりすぎている)が原因ですが、根本的な原因は深い部分の骨と骨の繋がり部分(関節)のズレが起こり歪むことで、2次的に筋肉が緊張しているためです。
主に普段の姿勢、生活習慣、仕事などで悪くされていることが多いです。
この根本的な原因を放っておくと繰り返し痛みが出たり、体の歪み・猫背・ヘルニア・シビレなどを強く引き起こすことがあります。
今までの施術のように筋肉にマッサージや電気をしても原因である骨には一切届きません。
マッサージを受けることで体は軽くなって心地よいのですが、その状態は一時的なもので、少し経つとまた元の状態に戻ることがあります。
これが再発したり改善しなかったりする大きな原因です。
骨のズレが原因で筋肉に痛みやシビレが出ているのに筋肉だけアプローチを続けていても、根本改善にはなりません。
当院の施術の特徴
当院の施術法は今までの施術法とは違い、体の奥の根本的な骨の原因にアプローチしますので、体の芯から早期改善を促します。
骨のズレがなくなり歪みやひずみがなくなると、再発のリスクは大幅に軽減されるだけではなく筋肉の柔軟性向上や姿勢の改善にもつながります。
当院の治療法は20年以上の歳月をかけ、様々な治療法を研究し、数万例の患者様の臨床結果をもとに改良を重ねて開発された施術法です。
当院の施術法は痛みやシビレに特化
レントゲンやMRIではわからないわずかな体のズレを調節し痛みや痺れなどの症状を改善へ導きます。
特に骨と骨の間の関節を重要視し、関節のズレを1~2mm動かして良い状態へ調整します。
たった1~2mmなのですが、人間の体は思っている以上に緻密かつ繊細なので無理に力を入れてしまったり、乱暴な施術はかえって体に負担をかけてしまい悪くなってしまいます。無理に力を入れるのではなく体に必要なだけ力を加えることで、正しい元の状態へ調整していきます。
さらに本来の正しい状態を体に学習させることで、悪い状態を繰り返させないように導きます。
受けてみていただくとその違いに気づかれると思いますが、マッサージ、カイロ、矯正などとは全く違う施術法です。
細かくピンポイントに施術ができるため無駄なく効率的で、負担を最小限に抑えながらも効果が得られます。さらに理論的にも施術法が確立されています 。
今までのようなバキバキ鳴らし痛みを伴う施術ではなくソフトな施術ですので、小さなお子様からお年を召した方まで幅広く、どなたでも受けていただけます。
適応症状の一例です。
これら症状以外にも適応症状はございますのでお気軽にご相談ください。
適用症状
・腰痛・ぎっくり腰・ヘルニア・脊柱管狭窄症・膝痛・下肢痛
・下肢シビレ・坐骨神経痛・こむら返り・頭痛 ・寝違い
・首凝り ・眼精疲労・肩こり・背部痛・五十肩・指の痛み
・シビレ ・ばね指 ・上肢痛 ・不定愁訴・自律神経系 など